目次
１．はじめに
「前撮り」をすることが近年の主流です。
成人の記念に振袖姿を写真に残せば、最高の瞬間を形にして残すことができ、この先何十年と、お嬢様やご家族の大切な宝物となることでしょう。今回は「前撮り」を、徹底解説していきます。
前撮りとはどんなもの？
後悔しないためにできることは？
前撮りの有効活用法もご紹介しちゃいます！
同時に、当社「まるやま・京彩グループ」の前撮りもご紹介します。
はたちの集い（成人式）の前撮りを知りたい方の、参考になりますように。本年も、どうぞ宜しくお願いします。
２．「前撮り」とは？
前撮り（まえどり）とは、振袖一式を用意してから、はたちの集い（成人式）よりも前に、振袖姿で記念撮影を行うことをいいます。式典当日は同窓会などもあり忙しいため、前もって都合のいい時に記念撮影を行うことで、心に余裕をもってお嬢様のなりたいイメージを叶えられるため、満足度の高い写真となります。
何年か経って写真を見返したときに、振袖を用意してくれたご両親への想い、成人の節目としての決意などがリアルによみがえることでしょう。
もし何らかの理由で式典に参加しない場合はなおのこと、前撮りにこだわることをおススメします。写真が手元に残るというだけで、後悔のない成人の記念となるはずです。
とりあえず前撮り、ではなく、はたちの集い当日と同じようにメインイベントとして気合を入れて臨みましょう！
３．いつする？前撮り
前撮りしたい場所でいつでも撮影できるとは限りません。撮影場所の都合をふまえて、お嬢様やご家族の都合に合わせる事がベストでしょう。
はたちの集い（成人式）に近くなる秋頃からはどうしても混み合いますので、夏頃までに行えるといいですね。帰省のついでにと、長期休みを利用する方も多いです。
時間に余裕がない、前撮りの後にバイトが！となると、なりたいイメージを伝えきれなかったり、落ち着かない表情になったりと、いいことはありません。時間の余裕は心の余裕。
日程調整を後回しにせずに、家族でしっかりと計画を立てましょう。
ワンポイントアドバイス
振袖一式が準備できてからの、前撮り。ご自身の都合に合わせて前撮りを行えるように、振袖の用意は早めにスタートしましょう！
４．「後撮り」じゃダメ？前撮りをおススメする理由
後撮り（あとどり）という、はたちの集い（成人式）を終えた後日に記念撮影を行う方法もあります。学業などの理由で前もって撮影ができない場合は、後撮りでも、もちろん何も問題はありません。時間的に余裕のある時がベストですから。
ですが、気持ちのピークはやはりはたちの集い当日。過ぎてしまうと、気持ちがきれてしまう方も多いようです。はたちの集い（成人式）当日の予行練習を兼ねられるという意味でも、可能な限り前撮りをおススメします。
５．セルフでよくない？プロの撮影をおススメする理由
SNSなどで10代のセルフ写真を見ていると、そのクオリティーの高さに驚かされます。どうやって撮ることで、どんな反応を得られるのかを熟知している。慣れているからセルフでいいと思う方も多いのではないでしょうか。
振袖姿でラフなポーズをすることは、ギャップで魅せるという面白さがありますね。ですが、フォーマルな衣装をカジュアルにならないように撮るのは、和装写真の実はとても難しいところ。
着なれない振袖姿であっても、ごく自然に、空間に調和させた写真にするのは、簡単にできることではないのです。人生の節目を記録するための写真ですから、きちんとした形で残したいですよね。この、きちんとした形、にするためにはスタジオの設備だけではまだ足りません。振袖ならではのポージングを指導するスタッフや、カメラマンの笑顔の引き出し術など、たくさんのプロの力を集結させる必要があります。
振袖姿だけでなくその空間を厳かに切り取れることが、何十年先に見返したときに、伝わる写真です。この視点が、セルフ撮影とは最も違う点であり、プロの撮影を強くおすすめする理由です。
ところで、前撮りで振袖を着たら、スマホにも画像を残したい！という点は、心配無用です。スタジオの一角にフォトスポットが用意されており、自由に撮ることが可能です。アルバムができあがるまで誰にも振袖姿を見せることができない、なんてことはないでしょう。
６．前撮りのメリット・デメリット
①メリット：はたちの集い（成人式）の予行練習になる
これが前撮りを行う大きなメリットです。振袖は洋服とは違い、ひもを使って体に着せつけるもの。不慣れであることは間違いありません。ましてや飾り付けられたヘアスタイルや、はきなれない草履も、非日常。
一度体験できるのと、式典当日にはじめて感じるのでは、心持ちが全く違います。支度する会場の雰囲気や、準備の流れも知れる良い機会となります。
ワンポイントアドバイス
前撮りで一度経験して、式典当日の不安を減らしましょう。
②メリット：写真の満足度が高い
一生に一度の成人の写真を、私史上最高な可愛さで撮りたい！
ヘアやメイク、ネイルまでとことんこだわりたい！
そんな、なりたい私になる！を叶えるために、前撮りはお嬢様の都合でやる時期を選べるのがいいところです。
ゆったりした気持ちで撮影できることが一番大事。気持ちの余裕は自然な笑顔につながります。
クオリティーにこだわるなら前撮りで、なりたい私になりましょう！
➂メリット： トイレは我慢？着崩れたらどうする？知っておきたい振袖マナー
はたちの集い（成人式）は、久しぶりの友人との再会や会場の雰囲気に、緊張と興奮はつきもの。
前撮りの時には式典当日のシミュレーションと思って、少し歩いてみたり、階段をのぼりおりしてみる、振袖でお手洗いにも行ってみるといいでしょう。
撮影会の日なら、周りのスタッフはみんな呉服のプロ。振袖姿の時のお手洗いの手順や、着崩れを直すコツなど、聞きにくいけど知っておきたいこと、なんでも教えてくれますよ。
④デメリット：とにかく早めに振袖の準備をはじめよう！
はたちの集い（成人式）に出席するのが来年の1月として、例えば今年の夏休み期間ならお嬢様もご家族もゆっくりと前撮りができる。その場合、振袖一式を夏休みまでに準備しておく必要があります。
振袖は、ご購入でもレンタルでも、ママ振袖を活用するにしても、成約してすぐに着られる、というわけではありません。お仕立てやメンテナンス等の理由で、手元に届くまでに長ければ数か月はかかります。となると、今年の春休みや遅くてもゴールデンウィークを利用して振袖を成約しておかなくては、夏の前撮りには間に合いません。
早く成約して、お嬢様やご家族の都合のいい時期に前撮りを行うことがベストです。成約は早いほどに、式典当日の仕度時間が優先されたり、早期特典などもありますので、とにかく早めに、振袖選びにとりかかることをおススメします。
⑤早すぎる？高校生の振袖選び
数年前までは早すぎるのでは？と思われていた高校生のうちに振袖を成約するパターン。
ですが近年、高校生のご来店は増えています。心配されるような、早く決めすぎて好みが変わってしまった、などのご意見も聞こえてきません。トレンドの物とは違い伝統衣装である振袖だからこそ、なのかもしれませんね。
成人年齢が引き下げられたことで、はたちの集いは20歳で出席するとしても、振袖を意識する年齢は下がっています。
今後高校生での振袖選びは加速されることでしょう。
７．こだわる！前撮りの有効活用法
① ヘアメイクにこだわる
ヘアメイクさんに「おまかせで♪」と伝えるのも、もちろんいいでしょう。
見た目の雰囲気や着る振袖のデザインなどから、プロの技術で変身することができます。
でも実は、前撮りを終えてから後悔する理由№１は、このヘアメイクについてだったりします。
おまかせとは聞こえはいいですが、終えてみてなんか違う？となるのでなれば後悔することになってしまいます。プロの手にかかるのに、あまりわがまま言っちゃいけないかなと遠慮してしまうお嬢様もいます。
ひと昔前は、プロの技で劇的に美しくなるということがよくありましたが、今は少なくなったように感じます。なぜならSNSの利用で、ご自身のカワイイ魅せ方を皆知っているから。（昭和生まれのコラム作者から見れば、みんなプロレベル 笑）
言っていいのです。
古典的な柄の赤の振袖だから、大人モードなヘアメイクにしたい。
ナチュラル系メイクが好きだから、くすみピンクを使ってほしい。
特に、普段の日に好んでいるメイクや色、好みなどは、ちゃんと伝えなければ分かりません。画像で用意しておけば、ヘアメイクさんにさらに伝わりやすくなります。
お嬢様の好みや、なりたい方向性がわかれば、ヘアメイクさんもやりやすいですし、さらなるアイディアも提案しやすくなり、結果として満足度の高い仕上がりになります。
こだわれるということは実はあまり知られていませんが、こだわりたいなら事前リサーチがものをいいますよ。
ワンポイントアドバイス
後悔しないために、なりたいイメージをとことんリサーチし、画像を保存しておきましょう。
② 写真のバリエーションにこだわる
お嬢様の写真だけでなく、家族写真も撮るといいでしょう。
前回家族で写真を撮ったのは七五三。
この次に家族写真を撮るのは結婚の時？
撮る機会が少ない家族写真は、このタイミングを逃さないように。せっかくなのでおばあ様やお母様、お姉様も着物姿で盛大な写真となれば、最高のお祝いの記念となりますね。
それからお色直しもおススメします。お嬢様が選んだ振袖で撮影してから、お母様のママ振袖に着替えて撮る。帯だけを変えて別バージョンのコーディネートで撮る。など、様々なバリエーションで撮影される方も増えています。
もちろん、バリエーションが増えれば、撮影には時間を要しますし、アルバム代にも反映されます。
ですが、こだわったすべてが最高の記念となりますので、スタッフとも相談しながら、どのような写真を撮りたいのかを考え、オリジナルの撮影プランを練ると良いでしょう。
➂ 思い出作りにこだわる
せっかく振袖姿になったのだから、撮影だけで脱ぐのはもったいない。
前撮りははたちの集い（成人式）以外で振袖を着る貴重な機会。思い出を増やすために、撮影会の後も有効活用しちゃいましょう。前撮りの後に、親族と食事会をするのもいいですし、式典当日は時間的に行けない思い出の場所、会えない友人などに会うのも、とてもスペシャルな思い出になりますね。
はたちの集い（成人式）当日にはできないことに着目して、振袖を楽しみましょう！
ワンポイントアドバイス
撮影会だけでぐったり疲れてしまう場合もありますので、予定のつめすぎにはご注意ください。
８．後悔しない！まるやま・京彩グループの前撮り
当社、まるやま・京彩グループの前撮り・後撮りは「メモリアル撮影会」として店舗にて、定期的に開催しております。
振袖をセレクトした店舗または近隣会場で前撮りできることは、お嬢様やご家族の時間的な負担も少なく済みます。
当社では、スタジオ撮影の専門部署を設けており、呉服の写真撮影に特化しております。当社専属のカメラマンが、気負うことのない自然な笑顔を引き出してくれることでしょう。
一部店舗にはスタジオが併設されており、大変ご好評をいただいております。「スタジオありがとう」では、成人の記念写真だけでなく、人生の様々な節目の撮影も日々行っています。
お宮参り、七五三、卒業式などなど、ぜひご利用ください。
①前撮りをプロデュース
まるやま・京彩グループの前撮りは、お嬢様のなりたいイメージを叶えるために、全力で力添えをさせていただきます。毎年、たくさんの成人のお嬢様やご家族をサポートさせていただいているからこその経験値で、後悔しない、最高の写真となるようお手伝いいたします。
振袖のセレクトから前撮りやはたちの集い（成人式）の仕度まで、全てが同じ場所でできること、その際、同じスタッフが一貫してご案内することで、スタッフとお客様のコミュニケーションが取れ、心配なことを事前に相談でき、不測の事態にも柔軟に対応することが可能ですので、安心してご利用いただけます。
②振袖のアフターケア
撮影会や式典で着用した振袖のアフターケアも、もちろんおまかせください。まるやま・京彩グループは、着物のお手入れの専門部署「こうじ屋」を構えており、思い入れのある着物を次の世代に引き継げるよう丁寧に対処致します。
振袖を着るのはいいけど、そのあとどうしたらいいかわからない。そんな方にとって当社のアフターケアは強い味方です。お手入れや保管への不安も減らすことができますので、まずは店舗のスタッフに気軽にご相談ください。
➂呉服のトータルサポート
皆様の着物ライフをトータルでサポートいたします。
お嬢様のはたちの集い（成人式）をきっかけに着物への意識が高まり、振袖をご利用いただいた店舗で開催されている着付け教室に入会するお客様も多くいらっしゃいます。
晴れの日の着物から普段の趣味の着物まで幅広く楽しむ皆様を、振袖だけではない呉服専門店の当社に、末永くサポートさせてください。
９．まとめ
前撮りって、流れ作業のようにヘアメイクをされてバシャバシャ撮られる。
というだけではないのだなと、思っていただけましたでしょうか。
振袖選びの事は考えていたけれど、前撮りのことまでは考えていなかった！そんな方も多いと思います。ちょっと先回りして前撮りについて知っておけば、出来上がった写真への満足度は高まるはずです。
前撮りだからこそ時間に余裕を持ち、とことんこだわることができる。
こだわった分だけきちんと形に残せるのが前撮り写真のいいところです。
また、前撮りで一度経験したから、はたちの集い（成人式）当日の不安が減って楽しめた、という意見も多く耳にしているからこそ、前撮りをおススメしています。
毎年地域の皆様に利用していただいている、まるやま・京彩グループがプロデュースする前撮り。
お嬢様お一人お一人のなりたいイメージを叶えるサポートはもちろんのこと、各ご家庭のこだわりたいポイントに合わせて、最適なアドバイスをさせていただきます。
成人の記念に、これまでの感謝の気持ちも、節目の決意も、これからの明るい未来も、当社の前撮りで形にできれば、とてもうれしく思います。後悔のない記念写真にするために、まるやま・京彩グループの店舗スタッフに、まるっとおまかせください！
最寄りの店舗へご来店の際は特典も付く、事前のご予約をおススメしています。
皆様のお越しを、お待ちしております。
