「ぽっちゃりでも魅力的に見える着物はあるのかな？」
「ぽっちゃりだとどんな振袖を選べばいいのかわからない」
そんな悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。
おしゃれに振袖を着こなしたいと思っても、体型をコンプレックスに思ってしまい、なかなか決められずにいる人もいるものです。
気になる部分はしっかりとカバーしつつ、あなたにあった振袖選びに活かすことができます。ぽっちゃりさんならではの似合う振袖や色、おすすめの柄の選び方についても紹介します。あなたも、振袖美人を目指しましょう！
目次
1.ぽっちゃり女子こそ振袖はおすすめ
ぽっちゃり女子だと振袖が似合わないと諦めているかもしれません。
実はほっそりとした女子よりも、ぽっちゃり体型のほうが振袖（着物）は似合うと言われています。洋服よりも体型をしっかりとカバーしてくれるので、
すっきりとしていて着やせ効果も期待できます。
せっかく振袖を選ぶなら、きれいに見られたいと思うものですよね。振袖を選ぶうえで、自分の体格にあったものを選ぶ必要があります。
人気のカラーや柄でも、着る人によっても印象が大きく変わってしまいます。色によっては着やせ効果が期待できるものもありますし、引き締めて見せスタイルアップにもなります。
色の選び方でも、膨張職よりも深みのある配色のほうがきれいに見えまぅ。もともとぽっちゃり女子は着物が似合います。
色や柄の選び方を知り、どうしたらその魅力を引き出せるか？を考えて選ぶことが大切です。
2.ぽっちゃり女子に人気のカラー
ぽっちゃり女子には“寒色系”の色が向いています。
収縮色と呼ばれており、全体をすっきりとスタイルアップしてくれる効果が期待できます。淡い色彩の振袖は境がわかりにくく膨張して見えてしまうので着こなし方にもポイントがあります。
ぽっちゃり女子向け人気のカラーを紹介します。
黒
引き締め効果を期待するのであれば、黒は人気のカラーです。
振袖の黒は高級感もありますし、実は女性を美しく見せてくれる色でもあります。
黒を基調にした振袖で、柄物を選べば一気に華やかな印象にもなります。色のコントラストも美しい振袖です。
大人っぽさも感じられるコーディネートなので、着こなしておしゃれさをアピールしましょう。
深緑
濃い緑ともいわれる深緑は、奥深く落ち着いた色彩が特徴です。
青みと黒みの強い緑になり、昔から使われてきた伝統色です。
定番の色だとちょっと物足りない、個性を演出したい人にとっても深緑は向いています。
深緑を基調に色鮮やかな花々が描かれた振袖は、ナチュラルな美しさもあります。
引き締め効果もありつつ、おしゃれに見せてくれるカラーです。
紺
紺は、着やせし引き締め効果があるのはもちろん合わせる帯の種類も選びやすい色です。
きちんとした印象にも見せやすい色であること、黒よりも柔らかい色合いになります。
何色の着物にするべきか迷ったときは、紺の着物を選んでみてもいいかもしれません。
3.パステルカラーにも挑戦してみたい…ポイントは？
ぽっちゃり女子のなかには、寒色系のはっきりとした色もいいけどせっかくなら、パステル系の色の振袖にしてみたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
ちょっとした着こなし方次第で暖色系や淡い色彩の着物も着こなせるようになります。ポイントを紹介したいと思います。
· 同系色コーデにまとめてすっきりとした印象に見せる
· 帯を選ぶ時は引き締め効果のあるツートン帯を選ぶ
· 帯締めは細く女性らしい印象のものを選ぶ
· 衿元はつめすぎずに少し余裕を持たせる
· 髪はアップスタイルにてすっきりシャープな印象にする
· バストが大きい人は和装ブラを使う
それぞれのポイントを詳しく説明します。
同系色コーデにまとめてすっきりとした印象に見せる
振袖を選ぶ時は、あまりに使っている色が多いとごちゃごちゃしてしまいまとまりのない印象に見えてしまいます。
着物はもちろん、帯など同系色コーデにすると、すっきりとした印象に見え、上級者の着こなしになります。
帯を選ぶ時は引き締め効果のあるツートン帯を選ぶ
2色の色を使った帯になり、振袖を華やかに見せつつ引き締め効果も期待できます。
単色の帯だと体型がはっきりと出てしまうので、あえてツートンもしくは柄が適度に入っている帯を選ぶようにしてください。
振袖をシンプルにしていても、帯でおしゃれに見せてくれます
帯締めは細く女性らしい印象のものを選ぶ
帯締めは、華奢な印象に見える細めのものを選びましょう。
帯の範囲が多くならないように、女性らしい細めのものを選んでおくと正解です。
また、帯締めは濃くはっきりとした色合いのものを選ぶのもコーディネートのポイントです。
衿元はつめすぎずに少し余裕を持たせる
衿元までつめて着付けをしてしまうと、すっきりとした印象になりません。
衿元や衿の後ろは少し余裕を持たせて、肌を見せたほうがコーディネートとしてもおすすめです。
程度を間違えてしまうとだらしない印象に見えてしまうので、気を付けて調整するようにしてください。
髪はアップスタイルにてすっきりシャープな印象にする
ぽっちゃり女子が振袖を着るときは、髪はアップスタイルで顔回りをすっきりと見せましょう。
少し横に後れ毛を出すのも小顔効果がありおすすめです。ハーフアップやそのままの髪型だと、ボリューム感が出てしまいます。
アップスタイルで襟足を見せるほうが女性らしい印象で着こなせます。
バストが大きい人は和装ブラを使う
ぽっちゃり女子の中にはバストが大き目の人もいると思います。そのまま着物を着てしまうと上半身にボリュームが出てしまいます。
和装ブラを使いバストのボリュームを減らし、すっきりと見せたほうが着やせ効果も期待できます。
せっかく振袖を着るのですし、好みの色合いで選びたい！と思うのが乙女心です。
着こなしの工夫をするだけで、暖色系でも自信をもって選べます。振袖は前身のコーディネートになりますので、バランスを考えつつ組み合わせを決めていきましょう。
4.ぽっちゃり女子に人気の柄
ぽっちゃり女子に人気の振袖柄も紹介します。柄は好みによっても変わってきますし、振袖の印象を決める重要な部分です。吉兆文様などお祝いの柄を描いているものもありますし、紹介する柄を参考にしつつ選ぶようにしてください。
ストライプ
ぽっちゃり女子におすすめなのは縦ストライプ柄です。
身体のシルエットを縦長に見せてくれる効果もあるので、体型が気になっていて着られるのか不安な人にも向いています。
ストライプで黒や紺などの寒色系を選ぶと引き締まりスタイルアップも期待できます。
また、カジュアルすぎる印象になってしまうのでは？と心配な人は、ストライプに花柄を合わせたものもおすすめです。華やかさはもちろん、引き締めてくれる嬉しい組み合わせです。
短冊柄
ストライプと同じように縦に柄が入っているのが短冊柄です。和歌や俳句をかいた紙をモチーフにしたもので、伝統柄としても知られています。
学業成就や仕事成功などの意味を込められたお祝いの柄としてもおすすめです。他の人とは被りにくい個性を出せる柄であること、知的な印象にもなります。
女性としての品も感じられるのが短冊柄の良さです。振袖に古典柄を取り入れるのも人気があるので短冊柄も人気があります。
辻が花
ぽっちゃり女子には辻が花の着物も向いています。色とりどりの花が交わるように描かれた着物の柄です。
ぱっと花が咲いたような印象になりお祝い事向きです。道が十字に交わること（辻=十字路）から名前がつけられたといわれています。
なかには柄が十字になっていないものもありますが、流れるように描かれグラデーションになっているものもあります。
伝統柄でもありますし、引き締め効果もあるので着やせしたいぽっちゃり女子にも向いています。
斜めに入った花柄
細かな花柄や大柄な花柄が全体にちりばめられている振袖も少なくありません。ぽっちゃり女子のおしゃれな柄選びとして、斜めに入っている花柄模様を選ぶのがおすすめです。
単調な花柄になると膨張して見えてしまいますし、上半身に柄が多いとすっきりとした印象にはなりません。
着物の下に柄が集中しているもので斜めに入った花柄を選ぶとすっきりまとめた印象に見えます。
ぽっちゃり女子でも自信をもって振袖を着こなしてほしいからこそ、柄や色の選び方、着こなしは重要です。
あなたの魅力を引き出せるおしゃれな振袖コーディネートで、お出かけを楽しんでくださいね。
5.まとめ
ぽっちゃり女子が自信をもって振袖を着こなすポイントです。
・黒、紺、深緑などの寒色系の着物を選ぶ
・同系色にまとめ、帯の範囲を狭くする
・ストライプや辻が花、斜めの花柄を選ぶ
・上半身は柄が少なく、和装ブラで引き締める
振袖は一生の記念になるものだからこそ、着やせ効果も意識しつつお好みのものを選ぶようにしてください。全身のコーディネートが重要だからこそ、振袖だけでなく帯や帯締め等の小物にも意識を向けつつ選んでくださいね。
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