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【振袖基礎知識】母親向けのはたちのつどい(成人式)準備

「今更聞けないけど、振袖のことがよくわからない…」
はたちのつどい(成人式)を控えるお嬢さまを持つお母様、振袖の準備についてお困りではありませんか?
普段、着物と接する機会の少ない方であれば、振袖のことがわからなくても当たり前です。
このコラムでは、振袖のサイズ、準備のベストな時期、お手入れ方法など、振袖の基礎知識を詳しく解説します。
大切なお嬢さまにとって一生に一度の晴れ舞台を後悔なく迎えるために、全力でサポートいたします。

 

1.振袖とは

その名の通り、袖の長い着物で、未婚女性の礼装のことを指します。
華やかな色や柄で、お嬢さまを輝かせる特別な衣装です。
最近では無地やレトロ柄など、種類も豊富にあり、お好みに合わせてお選びいただけます。

振袖の選び方は、購入・レンタル・ママ振袖の3種類です。

購入の場合は、呉服店など着物専門店で、着物のプロと相談していただけます。
お嬢さまにピッタリのサイズにお仕立てられることが、メリットのひとつです。
マイサイズの振袖は、着心地がよく、動きやすく、着崩れしにくくて、凛とした振袖姿を実現できます。
自分だけの振袖に袖を通す高揚感は、お嬢さまへの最高の贈り物となること間違いなしです。
しかし、振袖はお安い物ではありません。
中でも、ブランド物・作家ものは、高価格になることも珍しくないので、ご予算との相談が必須です。
また、振袖購入時に必要な小物や道具も揃えられます。
振袖に詳しくないお母様でも、スタッフに任せられるので安心です。
小物のコーディネートも、たくさんの種類の中からじっくり決められます。
はたちのお嬢さまと、選ぶ楽しみを共有する時間をお過ごしください。

レンタルの場合は、着物専門店やレンタル専門店などでお選びいただけます。
流行のスタイルを、購入時より低価格でお召しになれることがメリットのひとつです。

また、最近はマンション住まいの方も多く、保管スペースが充分に取れないという理由からレンタルを選ばれる方もいらっしゃいます。
近年は、はたちのつどい(成人式)で着物をお召しになる方の、約半数がレンタル振袖です。
小物や道具がセットにできることが多いので、
「必要なモノがない!」
と慌てなくてすみますね。

ママ振袖とは、お母様のお召しになった振袖をお嬢さまのはたちのつどい(成人式)のお衣装とすることです。
ママ振袖をお召しになることで、家族の思い出を引き継ぎ、絆が深まります。

また、購入・レンタルよりも予算が少なくてすむことも魅力のひとつです。
ただし、あらかじめサイズや汚れのチェックが必須となります。
サイズが合わない場合はサイズ直し、汚れている場合はクリーニングなどメンテナンスをしなければいけません。

 

2.サイズについて

サイズは、振袖を準備するにあたって重要なポイントです。
お気に入りの振袖が見つかっても、サイズが合っていなければはたちのつどい(成人式)にはふさわしくありません。

「洋服と違って、振袖のサイズってどこを見ればいいのか…」
お嬢さまに合うサイズの振袖をご用意したいお母様、まずは振袖の3つのサイズに注目してください。 より魅力的に際立たせてくれます。お肌のお手入れは、特別なことは必要ありませんが、毎日の積み重ねが大切です。

 

身丈

振袖の肩から裾の長さのことで、おはしょりが含まれています。
おはしょりとは、着付け時に腰部分にたくし上げる部分のことです。

普通体型の方は、身丈=身長+5cmまでを目安と覚えておいていただけると間違いありません。
ふくよかな体型の方は、身長+8~10cmだと考えていただければ、余裕をもって着付けできます。

身丈は、着付け時に多少調整可能なので、身長より5cm程度短い場合でも、問題なくお召しになれる場合が多いです。
それ以上短いと、おはしょりを作れないので着付けできません。
長すぎる場合も、着崩れの原因になってしまいます。

ご注意いただきたいのは、身丈と着丈の表記の違いです。
着丈とは、振袖を着付けた時の肩から裾までの長さのことで、身長×80%が目安となります。
試着ができないWebレンタル店を利用する際には、サイズ表記が身丈なのか着丈なのかを間違えないようにしてくださいね。

 

裄丈

裄丈は、背中の中心線から袖の先端までの長さのことです。
簡単に言うと、腕の長さに相当します。
裄丈は、腕のくるぶしが隠れる長さが最適です。

裄丈が合っていないと、野暮ったい印象になってしまいます。
いかにも、「借りてきたものを着ている」感じになって、フォーマルな場に適した格好だと言えません。
洋服で考えた場合、袖がつんつるてんのスーツはちょっと恰好悪いですよね。

写真を撮る際にも、腕は目立つ部分です。
腕が袖からにょきっと出てしまっていると、のちのち写真を見返した際、お嬢さまに
「サイズのあったものを準備すればよかった」
と、残念な気持ちを抱かせてしまうかもしれません。
裄丈は、試着をしてサイズが合っていることを必ず確認してくださいね。

 

袖丈

振袖の袖の長さのことを差します。
はたちのつどい(成人式)でお召しになる振袖は、中振袖が一般的です。
中振袖の袖の長さは、約95cmを目安と考えてください。

専門店で準備する場合は、基本的に気にしなくてもよろしいかと思いますが、ママ振袖の場合は袖丈の確認が必要です。
お母様の身長に合わせて、袖の長さを調整しているケースがあります。
袖丈が短いと振袖として物足りない印象に、長いと移動の際に地面に擦って汚してしまいます。

振袖は、袖の華やかさが特徴のひとつです。
お嬢さまの魅力をより引き出すために、袖丈のチェックをお勧めします。

 

サイズが合わない場合

着物に慣れているお母様でしたら、サイズの確認はご自身でしていただけます。
しかし近年は、普段着物を着る機会のなかったお母様の方が圧倒的に多いです。
自信がなければ、サイズ確認はプロに任せてください。

着物専門店で購入・レンタルの場合は、着物のプロがお嬢さまのサイズを計測するので、ピッタリのサイズの振袖を用意できます。

ママ振袖を検討される際も、専門店にご相談ください。
サイズがお嬢さまに合っているか確認して、合っていない場合はサイズ直しを依頼できます。

一緒に汚れやシミもチェックして、必要であればクリーニング等のメンテナンスすることがお勧めです。
仕立て直しやクリーニングで、新品のような状態に蘇り、驚かれる方も多くいらっしゃいます。

弊社では、ママ振袖クリニックを実施しておりますので、お困りの際はお声がけください。

ママ振袖

 

3.準備のベストな時期

「はたちのつどい(成人式)の準備っていつから始めればいいの?」
お嬢さまに納得のいく振袖をご用意したいお母様は、準備のベストな時期が気になられますよね。

お嬢さまにとって、準備のベストな時期は、
・高3の1月~3月
・高校卒業後の夏
の2シーズンです。

高3の1月~3月は、はたちのつどい(成人式)の2年前となります。
「早すぎない!?」
と感じられる方もいらっしゃるかと思いますが、一番ご希望が通りやすい時期です。
レンタルをお考えの場合、はたちのつどい(成人式)が終わった1月~3月に、振袖が店頭に戻ってきます。
つまり、お店に振袖の種類が一番多い時期なのです。
受験が終わっていないお嬢さまは、1月~3月は勉強にお忙しいと思います。
しかし、先送りにすると条件が悪くなることもありますので、振袖選びの時間を設けていただくことをお勧めします。

高校卒業後の夏は、はたちのつどい(成人式)の約1年半前です。

その時期は、各メーカー新作振袖が発表になります。
「早く予約すると、流行のスタイルにならないのでは?」
とご心配な方にとって、新作を取り入れられる最適なシーズンです。
また、進路が決まり夏休みに入る時期なので、時間的・気持ち的に余裕が生まれます。
色々なメーカーを巡り、じっくりと振袖選びを楽しんでください。

一番遅くても、はたちのつどい(成人式)の半年前には準備を始めていただきたいです。
購入される方は、振袖のお仕立てに時間がかかります。
ママ振袖を検討される方も、サイズ直しやクリーニングをする必要が出てきます。
余裕を見て、半年は準備期間を設けていただいたほうが安心です。
レンタルの方は、振袖の数が少なくなる時期ですので、急いでいただいたほうがよいとお考えください。

お好みの振袖を予約するためだけでなく、前撮りやヘアメイク・着付けの予約も早ければ早い方がご希望通りになりやすいです。
予約が取れず、真夜中に追加料金を払ってヘアメイクや着付けをするはめになることもあります。
そのような事態になると、はたちのつどい(成人式)をベストなコンディションで楽しめないかもしれません。

また、店舗によっては早割特典が受けられる場合もあります。
ご準備は、早め早めの行動がベターです。

 

4.振袖のお手入れ方法

「振袖ってお手入れが大変そう…」
と、躊躇される方もいらっしゃいます。

確かに、振袖はデリケートな生地なので、普段着の洋服とくらべるとお手入れに手間がかかります。
しかし、適切なお手入れをすれば、何十年も綺麗な状態を保つことが可能です。
お母様のお召しになった振袖を、代々受け継ぐことも夢ではありません。
手間がかかる分、愛着や思い出も増えていきます。

それでは、振袖をお召しになったあとのお手入れ方法をご説明します。
①着物ハンガーにかけて、汚れやしわをチェック。
②直射日光のあたらない、風通しの良い室内で、1~2日陰干し。
③汚れが気になる場合やしばらく着る予定がない時は、専門のクリーニングに出す。
④着物用の畳み方で、たとう紙にはさみ、タンスにしまう。
⑤1年に1~2回、湿気の気にならない時期に陰干し。

帯や長襦袢も同様にお手入れをする必要があります。
小物類も、洗濯できるものは洗濯し、できないものは風通ししてください。

専門のクリーニングに出すと、戻ってくるまでに時間を要します。
はたちのつどい(成人式)のあと、すぐに着用する予定がある場合はご注意ください。

ぜひ、お手入れ方法をマスターして、ファストファッションでは感じられない振袖がつなぐ家族の絆を体感していただければ嬉しいです。

 

5.振袖が着られる行事

「振袖ってはたちのつどい(成人式)でしか着られないの?」
はたちのつどい(成人式)の1回しか着られないと思うと、もったいなさを感じてしまいますよね。
しかし、振袖は新成人以外にも着用できるので、イベントごとに衣装を用意しなくてもすむのです。

・結婚式のゲスト
・卒業式
・ご自身の結納
・初詣

など、着用の機会はたくさんあります。

結納や卒業式などご本人のお祝い事はもちろんですが、結婚式に呼ばれた際にもぜひお召しください。
特別な衣装が放つ華やかさで、まわりの方に喜ばれること間違いありません。

ただし、振袖は未婚女性の第一礼装です。
結婚されてからフォーマルな場でお召しになると、マナーを知らない人だとみなされてしまうので、ご注意ください。

 

6.振袖店の選び方

「たくさんありすぎて、振袖店をどう選べばいいのかわからない」
お嬢さまの輝きを最大限に発揮するために、振袖店を選ぶことは重要です。

振袖店の選び方は、次にあげる3つの点に注目してください。

一つ目は、振袖のデザインです。
ホームページやカタログに掲載されている、各店舗のお勧めコーディネートをチェックすることをお勧めします。
様々な振袖を眺めていると、自分の好みにあった店舗が見つかるはずです。

二つ目は、サービス内容です。
店舗によって、サービス内容が異なります。
・前撮り、ヘアメイク、着付けの有無
・小物セット
・レンタル期間
・特典割引
・アフターサービス

ヘアメイクや着付けがセットになっていると、別で美容院を予約する手間が省けます。
小物をセットにできると、着付け時に足りないものがあって慌てる心配がないので便利です。
各店舗のサービス内容は、あらかじめ確認してください。

三つ目は、ご自宅からの距離です。
ご自宅から、なるべく近い店舗を選んでください。
店舗には、はたちのつどい(成人式)当日までに何度か足を運ぶ必要があります。
また、当日のヘアメイク・着付けを、早朝に店舗ですることになるかもしれません。
電車やバスなど、アクセスがよいかどうかもポイントです。

 

7.まとめ

・振袖とは、袖の長い未婚女性の特別な衣装。
・振袖の選び方は、購入・レンタル・ママ振袖の3種類。
・サイズは、身丈・裄丈・袖丈をチェック。
・サイズが合わない場合は、お直しすることが可能。
・準備のベストな時期は、高3の1月~3月と高校卒業後の夏の2シーズン。
・着用後のお手入れは、汚れ・シミをチェックして、陰干し。
・時と場合によって専門のクリーニングをして、1年に1~2回は風通しをする。
・振袖は、結婚式のゲストや卒業式など、新成人以外にも着用できる格式高い着物。
・振袖店の選び方は、デザイン・サービス内容・店舗の場所がポイント。

はたちを迎えるお嬢さまを持つお母様が、今更聞けない振袖の基礎知識を解説しました。
ご家族にとって素晴らしい思い出となる、はたちのつどい(成人式)になることをお祈り申し上げます。

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