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【ママ振袖】母親と身長差がある場合の仕立て方法を徹底解説!

ママ振袖とは、お母様の振袖をお嬢さまが成人式(はたちのつどい)でお召しになることです。

思い出が詰まった振袖でハレの日を迎えることは、お嬢さまにとってもご家族にとっても特別な一日になりますね!

ママ振袖は、購入するよりコストを抑えられますしメリットが盛りだくさんです。

しかし、
「ママと身長差があるから、サイズが合わないよね…」
と諦めてしまう方もいらっしゃいます。

振袖は、ある程度のサイズのお直しが可能なので、諦める前にまずはご相談ください。
最大のポイントとなるのは、身丈と裄丈です。

このコラムは、お母様と身長差のあるお嬢さまに、ママ振袖のサイズを調整する仕立て方法を詳しく解説していきます。

若干のサイズ調整が可能な、着付け方法のアドバイスもさせていただきますのでぜひご覧ください。

 

1.身丈のお直しについて

身丈とは、着物の長さのことを差します。
女性の場合、「身丈=自分の身長」と考えるのが一般的です。
つまり、お母様と身長差がある場合、まず身丈が合わないことが考えられます。

身長差が5cm以内の場合は、着付けの方法を工夫すればそのままでお召しになれることが多いです。
しかし、それ以上の身長差がある場合は、サイズのお直しの必要が出てきます。

・お母様より身長が低い場合
つまり、ママ振袖の身丈がお嬢さまには長い場合です。
身丈が長すぎる場合、綺麗に着付けられず、着崩れの原因になります。

・お母様より身長が高い場合
つまり、ママ振袖の身丈がお嬢さまには短い場合です。
身丈が短すぎると、おはしょりがつくれず着付けできません。

身長が低い場合と高い場合、それぞれのお直し方法を詳しく見ていきます。

 

【身丈】お母様より身長が低い場合の調整方法

・身長差が5cm以内の場合
身丈が長いので、一般的な着方ですとおはしょりが長すぎたり、裾や胸元がだぶついて野暮ったい印象になってしまいます。

しかし、おはしょりを余分に折り込めば問題ありません。
おはしょりは帯の下に隠れてしまうので、外からは見えなくなります。
身長差が5cm以内でしたら、サイズ調整なしでママ振袖をお召しになれることがほとんどです。

注意していただきたいことは、お母様の身長と振袖の身丈に差があることも考えられます。
お母様との身長差が5cm以内だからと言って安心せず、サイズが合っているかどうか必ず確認することがお勧めです。

・身長差が大きい場合
着付けの工夫ではカバーできないほどの身長差の場合、振袖のサイズ調整が必要となります。

ひとつ目は、長い分の生地を腰や胸元で縫いこみ、内揚げをつくることで短くする方法です。
この方法ですと生地を切らなくて済むので、再び元の長さに戻せます。

ふたつ目は、裾を切ってしまう方法です。
一番シンプルな方法ですが、一度切ってしまった生地は元に戻りません。
ご姉妹やご親戚など、他の方もお召しになる可能性がある場合は避けた方がベターです。

また、裾の柄行は振袖の重要なポイントですので、大事にされたい方はひとつ目の内揚げを作る方法をお勧めします。

 

【身丈】お母様より身長が高い場合の調整方法

・身長差が5cm以内の場合
身丈が短いと、おはしょりがとれなくなってしまいます。

その場合、腰紐を出来るだけ低い位置で結ぶと、おはしょりが無理なくとれるようになるのでお勧めです。
簡単に調整可能なので、試してみてくださいね。

・身長差が大きい場合
身丈を長くする方法を2つ提案させていただきます。

ひとつ目は、余分に縫い込まれていた内揚げを引き出して、縫いなおす方法です。
本来着物というのは、サイズを直して着ることを考えて、内揚げを作って仕立てられています。
現代に多く流通しているファストファッションでは考えられないことですが、大事にケアすれば世代を超えてお召しいただくことが可能なのです。

多く縫い込まれていた生地を最大まで長くして縫えば、10cm程度なら身丈を長く出来るケースが多いです。

ただし、振袖によっては、元々縫い込まれている生地が少ない場合もございます。
その場合は、ご希望の長さに出来なくなってしまいます。

ふたつ目は、たし布をして長くする、胴接ぎ(どうつぎ)という方法です。
帯で隠れる部分を裁断し、別の布をつぎ足します。

10cm以上長くすることも可能な方法ですが、大切な振袖にはさみを入れることになりますし、違和感のない布も用意しなければいけません。
確実に隠れる部分に布を足す、手間と技術が必要な作業です。

したがって、ひとつ目の内揚げで調整する方法では足りない場合にのみ、検討したほうが良いとお考えください。

身丈調整の注意点

このように、お母様と身長差があっても、お嬢さまにピッタリサイズにお直し可能なママ振袖ですが、サイズ調整時の注意点が4つございます。

・内揚げ部分の汚れや変色
内揚げ部分には、長い間縫い込まれていたことによる、シミ・汚れ・変色が見つかることがあります。
長さを出したい場合、今まで隠れていた部分が目立つ部分に出てきてしまうことを注意しなければいけません。

汚れやシミには、振袖をすべてほどいてから洗い、シワをのばして乾燥させる洗い張りという手法が有効です。

変色や洗い張りではとれない汚れ・シミが、サイズのお直しをすることで目立ってしまう場合もあるのです。
サイズ調整する場合、そのような可能性をご了承いただいております。

・時間と費用
サイズ調整には、時間と費用がかかります。
成人式(はたちのつどい)近くになって慌てることのないよう、サイズ調整はお早めに出してくださいね。

また、場合によっては振袖レンタルと同じくらいのコストがかかる可能性もあります。
サイズ直しに出す前に、予算や納期を確認していただくことがお勧めです。

・裏地(胴裏)もお直し
身丈を調整することで、胴裏とよばれる裏地のサイズが合わなくなる可能性もあります。

その場合、胴裏に新しい布が必要になる場合もございますので、ご注意ください。

・元々の身丈の長さ
身丈は、身長±5cmで仕立てられることが多いです。
つまり、元々の身丈がお母様の身長とピッタリ同じではない場合もあります。

お母様と身長差が5cm以内の場合でも、サイズ調整が必要になることもあるのです。

必ず試着をして、サイズの確認をすることが大切です。
とは言え、着物を着慣れていない方は、サイズが合っているかどうかの判断が難しいことも多いですよね。

弊社では、「ママ振袖クリニック」を行っております。
サイズ調整だけでなくリメイク、コーディネートのアドバイスもしております。
どうぞお気軽にご相談ください。

ママ振袖クリニック

 

2.裄丈のお直しについて

人間は一般的に、身長と比例して腕の長さも変わります。
したがって、お母様と身長差がある場合、ママ振袖の裄丈のサイズも確認が必要です。

裄丈とは、着物の肩幅+袖幅の長さのことで、簡単に言うと腕部分の長さに相当します。

・お母様より身長が低い場合
つまり、ママ振袖の裄丈がお嬢さまには長い場合です。
裄丈が長すぎる場合、手が隠れてしまいだらしがない印象になりかねません。

・お母様より身長が高い場合
つまり、ママ振袖の裄丈がお嬢さまには短い場合です。
裄丈が短い場合、着物から腕が出てしまい、つんつるてんのかっこ悪い着姿になってしまいます。

身長が高い場合と低い場合の、裄丈のサイズ調整の方法を詳しく説明していきます。

【裄丈】お母様より身長が低い場合の調整方法

お母様より身長が低く裄丈が長い場合は、肩と袖とをつなぐ縫い代を多くすると短くすることが可能です。

お嬢さまにフィットするサイズに仕立て直すことで、着心地良く晴れ晴れとした気持ちで人生の門出をエンジョイできますね。きっと、ご家族の新たな思い出が増えることかと思います。

ただし、肩から袖にかけての柄行がつながっているママ振袖の場合は、柄がつながらなくなってしまうので注意が必要です。
出来るだけ早めに、プロに見立ててもらうことをお勧めします。

【裄丈】お母様より身長が低い場合の調整方法

裄丈を長くしたい場合は、袖をはずし縫い代を少なくして縫いなおす方法がスタンダードです。

袖側と肩側、両方から裄丈をのばすことで、平均3~4cmは裄丈を長くできる可能性があります。

ただし、身丈と同様に元々縫い代が少ない場合や、経年劣化による変色・汚れによって、ご希望の通りに裄丈を長くできない場合もございます。

成人式(はたちのつどい)の直前で、サイズ調整ができないことが発覚すると大変です。
時間に余裕をもって、相談されることをお勧めします。

また、近年のお嬢さまは、手の長い方が多い傾向があります。
サイズ調整をしても、裄丈が足りない場合の裏技を3つアドバイスさせてください。
この裏技で、さらに1~2cmの裄丈の長さを確保することも可能です。

・半衿を多く見せる
着付けの際に、半衿を多く見せるようにしてみてください。
その分、裄丈が長くなります。
ただし、半衿を出しすぎるとだらしがない印象になりがちです。
フォーマル着付けにふさわしいように、着付け師さんに相談されると良いかと思います。

・衿を長めに出す
着付けの際に、衿が長めになるように折ってお着付けしてください。
その分、腕方向の長さがプラスできます。
ただし、半衿も同様なのですが、広く出しすぎると着崩れが起こしやすくなるので適切な長さになるよう注意が必要です。

・腕をのばさないようにする
袖の内部で、若干肘を曲げ気味に意識すると、腕のくるぶしがにょきっと出てしまうことを防げます。
腕が出ないように前で両手を重ねるポージングで、裄が短い印象をカバー出来る場合もあるので、写真撮影の際にもお試しください。
 

裄丈調整の注意点

大抵、裄丈をお直しするときは、身丈もサイズが合わない場合が多いです。
その場合、振袖をすべてほどき反物の状態で洗い張りし、お嬢さまのサイズに合わせて仕立て直すことをお勧めします。
汚れやシミもとれて新品同様の状態に戻ることもあり、一石二鳥です。
ただし、その分時間とコストがかかることを、ご注意ください。

また、裄丈のみの部分直しをする場合、いままで折り込んでいた生地の折り跡がスジになって残ってしまいます。
肩部分に折り跡がでると、思いのほか目立ちます。

裄丈を長くした場合は、職人さんの専用のアイロンで、丁寧にスジ消しをしてもらうことがお勧めです。
ただし、ママ振袖の状態によってはどうしてもスジが残ってしまう場合もあるのでご了承ください。

身丈の場合も同様ですが、裄丈を調整した際には、長襦袢のサイズ確認も必要です。
着物の下から長襦袢が出てしまうと見栄えが悪いので、避けなければいけません。

 

3.袖丈のお直しについて

振袖は、その長い袖が華やかさを演出する最大のポイントと言えます。
成人式(はたちのつどい)でお召しになる振袖の袖丈は、約95cmの中振袖が一般的です。

しかし、ママ振袖を着用する場合、お嬢さま身長と袖丈のバランスがとれないこともあります。
ママ振袖の袖丈が、お母様の身長に合わせて95cmではない可能性もあるので、袖丈の長さも確認してください。

袖丈のサイズ調整をすることも、もちろん可能です。
袖底の縫い代部分の長さを変えれば、袖丈を長くしたり短くしたりできます。

ただし、その結果、袖の柄が切れてしまうことがあります。
振袖の要ともいえる袖の柄を、なるべくきれいに見せたい場合には袖を作り直すこともできるので、ご相談ください。

 

4.まとめ

・身丈は、内揚げをつくるか裾を切ると短くできる。
・身丈を長くしたい場合、余分に縫い込まれていた内揚げを引き出して縫いなおす。
・たし布をして長くする、胴接ぎ(どうつぎ)という方法でも、身丈を長くできる。
・裄丈は、肩と袖とをつなぐ縫い代を多く縫いなおすと、短くすることが可能。
・裄丈を長くしたい場合は、縫い代を少なくして縫いなおす。
・身丈・裄丈ともに、着付け方法によって若干のサイズ調整ができる。
・袖丈のバランスが悪い場合は、袖底の縫い代部分の長さを変えて、サイズのお直しをする。
・ママ振袖の元々の長さ、縫い代の余分によって、ご希望の通りサイズ調整ができないこともある。
・サイズ調整することにより、経年劣化による汚れや変色が目立ってしまうケースもある。
・お直しには時間がかかるので、慌てないように早めにご相談いただくことがお勧め。

お母様と身長差のある場合の、ママ振袖の仕立て方法を解説しました。

母親から娘へ振袖を引き継ぐことは、誂えたおじい様・おばあ様にも喜ばれます。
成人式(はたちのつどい)が、ご家族の笑顔が輝く人生の門出となることでしょう。
大切な振袖をお直しして、ママ振袖と一緒の思い出アルバムを積み重ねてはいかがでしょうか。

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