こんにちは。
自由が丘まるやま本店の三科です。
振袖に使われている文様の紹介第三弾!
本日は振袖の柄にも、着物の柄にもよく使われる「水文」についてです。
このウネウネと蛇のように見える模様が「水文」といいます。
水のモチーフは古くから文様化されており、よく振袖の裾や柄の中にはこの文様が使われており、
他の柄と組み合わせて背景などに使用されることが多い文様なんです。
振袖だけでなく、着物や帯などにもよく使われています
また、人間の身体の70パーセントが水でできています。
そんなことから、「水に一生困らないように」などの縁起の良い意味とも言われています。
日本は縁起をかつぐ文化でもありますので、
一つ一つの文様にこのような想いや願いがこめられているんですね
流水文の流れるようなライン、まるで旋律のようでお花やいろんな文様と組み合わさり
メロディーが聞こえるかのような華やかな気持ちになりますね
花びらが舞う様は、まるでうららかな小川にも見えます
なんとも優雅な印象を感じる風景ですよね
この乾燥した季節に、水文を取り入れてみずみずしい気分で
お振袖を選んではいかがでしょうか!
ひそかに模様の華やかさに一役かっている水文にもぜひ注目してみて下さいね