期間限定!来店予約&成約特典付き! 期間限定!来店予約&成約特典付き!

振袖を結婚したら着れない理由とは? 既婚女性の着物ルールと振袖の活用術

「結婚したら振袖は着られない」と聞いたことはありますか?
この記事では、その理由を分かりやすく解説します。

さらに、既婚女性の着物ルールや結婚式で振袖を着たい場合の選択肢、そして着なくなった振袖の活用術まで、具体的な例を交えて詳しくご紹介します。
この記事を読めば、振袖に関する疑問が解消し、自分に合った振袖の活用方法を見つけることができるでしょう。

1. 結婚後に振袖が着られないって本当?


「結婚したら振袖は着られない」とよく言われますが、実際には厳密に言うと結婚後も振袖を着ることは可能です。
しかし、振袖が結婚後に着にくくなる背景には、着物にまつわる伝統や慣習が関係しています。
今回は、なぜ振袖が結婚後に着る機会が減るのか、その理由を詳しく解説します。

「未婚女性の特別な服」振袖

振袖は、未婚女性の第一礼装であり、最も格の高い着物です。
袖の長さによって大振袖、中振袖、小振袖に分類され、華やかで未婚女性の初々しさや若々しさを象徴する晴れ着として、はたちのつどい(成人式)や卒業式、結婚式への参列などで着用されます。特に袖が長いほど格が高く、華やかさが増すとされています。

「既婚女性の第一礼装」は留袖

一方で、既婚女性にとっての第一礼装は「留袖」と呼ばれる着物です。
黒留袖や色留袖があり、特に黒留袖は最も格の高い礼装です。結婚式などの正式な場で着用されることが多いですが、色留袖も華やかで既婚女性が着るにはぴったりの服です。
これに対して振袖は未婚女性にふさわしいものとされ、結婚後には自然と着る機会が減ります。

振袖の華やかさと既婚女性の立場

振袖はその華やかさが魅力ですが、既婚女性には少し不釣り合いに感じられることがあります。
既婚後は家庭を持ち落ち着いた装いを求められることが多く、華やかな振袖が場違いに思われることもあります。
また、振袖の長い袖は家事や育児には不便な場合もあるため、実用的ではないと感じる人もいます。

2. 既婚女性の着物選びと着用マナー

着物の種類と格の違い

既婚女性が選ぶ着物には、留袖のほか、訪問着、付け下げ、色無地などがあります。
それぞれ、格式や着用できる場面が異なります。

  • 訪問着:柄が全体に入っており、華やかさがあります。
  • 付け下げ:控えめな柄で、少しカジュアルな印象に。
  • 色無地:一色染めで紋の有無で格が変わり、幅広いシーンに対応できます。

TPOに合わせた選び方

着物を選ぶ際はTPOを意識することが重要です。昼は明るめ、夜は落ち着いた色、季節感に合った柄など細やかな配慮が印象を左右します。

3.結婚後に振袖を着たいときの対処法

親族の結婚式で着る場合

身内の兄弟姉妹やいとこなど近い親族の結婚式の場合、振袖の着用は一般的に避けるべきとされています。
既婚者の第一礼装は留袖であり、振袖を着ることは花嫁より目立つ可能性や格をわきまえていない印象を与えてしまう可能性があります。特に、新郎新婦の母親が留袖を着ている場合、振袖は避けるのが無難です。

どうしても振袖を着たい場合は、落ち着いた色合いや柄のものを選び帯や小物で既婚者らしい落ち着いた雰囲気を演出するなどの工夫をしましょう。
また、新郎新婦に事前に相談し、了承を得ることが重要です。

もし新郎新婦から「振袖で来てほしい」と勧められた場合は、その意向を尊重してもよいでしょう。
色柄を控えめに、小物も落ち着いた雰囲気で整えるのがポイントです。

友人・知人の結婚式で着る場合

友人・知人の結婚式では、親族の結婚式に比べて振袖を着ることに対する制約は緩やかです。
しかし、花嫁より目立つような華やかな振袖は避けるべきです。また、他の参列者の服装も考慮し、場にふさわしい振袖を選ぶことが大切です。

年齢や立場によっては、振袖ではなく訪問着など他の礼装を選ぶ方が適切な場合もあります。
20代前半であれば振袖で出席しても問題ないことが多いですが、30代以上になると訪問着や付け下げの方がふさわしいとされるケースが増えてきます。
最終的には、新郎新婦との関係性や結婚式の雰囲気、他の参列者の服装などを考慮して判断しましょう。

4.振袖の活用術


せっかくの振袖を大切にしたい、またはもう着る機会がない場合、どう活用するか悩む方も多いでしょう。
ここでは、着なくなった振袖を有効に活用する方法を紹介します。

主な選択肢としては、売却、レンタル、リメイク、保管の4つがあります。

売却・レンタル

売却すれば現金化とスペースの確保が可能ですが、手放すことになります。
レンタルは他の人に着てもらえる良さがありますが、傷みや管理の問題も伴います。

リメイクで新たな命を吹き込む

訪問着や付け下げ、羽織や帯への仕立て直し、小物(バッグ・ポーチ・髪飾りなど)への リメイクも人気です。思い出を形を変えて残すことができます。

保管して次の世代へ

将来、娘や親戚に着せたい場合は、丁寧な保管が不可欠です。湿気対策や防虫処理、陰干しなど、適切な手入れを心がけましょう。

5.まとめ

振袖は未婚女性の第一礼装であり、既婚女性は留袖や訪問着など、より落ち着いた装いを求められます。
「結婚したら振袖は着られない」とされる背景には、格式や立場に応じた装いのルールがあるからです。しかし、TPOに配慮し、新郎新婦の意向や式の雰囲気に応じて選べば、結婚後も振袖を楽しむことは可能です。

また、着なくなった振袖は、売却・レンタル・リメイク・保管といった方法で活用できます。思い出の詰まった振袖を、自分のライフスタイルや価値観に合った形で、これからも大切にしていきましょう。

まるやま京彩グループでは、一生に一度のはたちのつどい(成人式)が素敵な思い出になるよう、振袖選びからヘアスタイル、コーディネートまで、着物専門店ならではの視点でトータルサポートいたします。
「どんな振袖が似合う?」「髪色や小物はどう選べばいい?」といった疑問も、お気軽にご相談ください。
経験豊富なスタッフが、お嬢様の魅力を引き出すスタイルをご提案いたします。

ご試着だけでも大歓迎です。
ぜひ、お近くのまるやま京彩グループの店舗へご来店ください。心よりお待ちしております。

来店予約:まるやま・京彩グループ

振袖EVENT

まるやまグループのお得な振袖イベントを紹介します。

振袖店舗検索