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振袖を訪問着にできる?お直しを依頼する前に押さえたいポイント

大切な振袖を、もっと気軽に楽しめる訪問着として活用したいとお考えではありませんか?

実は、振袖を訪問着に仕立て直すことができるんです。
この記事では振袖を訪問着にお直しするメリット・デメリットを詳しく解説し、具体的な方法や工程、気になる費用や期間の目安など依頼前に知っておくべき情報をご紹介します。

さらに一度しか着ていない振袖を結婚式やパーティーなどで活用する方法や、後悔しないためのポイントもわかりやすくお伝えします。

1. 振袖を訪問着へお直しするメリットとデメリット

振袖を訪問着にリメイクするメリット

  • 愛着のある着物を長く愛用できる
  • 成人式などで初めて袖を通した振袖には、特別な思い出が詰まっているものです。その大切な振袖を訪問着として生まれ変わらせることで、その着物への愛着をさらに深め人生の様々な節目で着用し続けることができます。

  • 思い出の継承とサステナビリティ
  • 親や祖母から譲り受けた振袖を訪問着にリメイクすることで、その着物に込められた家族の思い出や歴史を新しい形で受け継ぐことができます。大切な着物を世代を超えて着ることは、単なる衣類の再利用を超えて家族の絆を深める意味もあります。
    また、既存の着物を長く大切に使うことは新しい製品の生産を抑え廃棄物を減らすことにもつながり、環境にも優しいサステナブルな選択と言えるでしょう。

  • 着る機会を増やして、経済的にもお得に
  • 振袖は未婚女性の第一礼装で、着用できるシーンが限られています。
    しかし、袖を短くして訪問着に仕立て直すことで結婚後も着ることができ、お子様の入学式や卒業式、七五三、結婚披露宴、パーティー、観劇など、さまざまなシーンで活躍することができます。

振袖を訪問着にリメイクするデメリット

  • お直しに費用と期間がかかる
  • 振袖から訪問着への仕立て直しには、袖丈の調整や胴裏・八掛の交換、必要に応じて洗い張りなど、専門的な作業が含まれます。
    そのため、一定の費用がかかります。
    また、お直しの内容や専門店の混雑状況によっては、数週間から数ヶ月の期間が必要になることが多いです。急いで着たい場合など、スケジュールに余裕がないと難しいこともあります。

  • 元の振袖の柄やデザインによる制約がある
  • 振袖は成人式などのお祝いの席にふさわしい、華やかで大胆な柄付けが特徴です。特に袖の部分に大きく柄が入っている場合、袖丈を詰めることで柄が途切れてしまったり、訪問着として着用するシーンに不向きな印象になってしまったりする可能性があります。
    また、金箔や刺繍が過度に施されている振袖の場合、訪問着として着用するには派手すぎる印象になることもあります。
    お直しを依頼する前に、専門家と相談し仕上がりのイメージをしっかり確認することが重要です。

  • 寸法の制約と状態の問題
  • 元の振袖の寸法(特に身丈や裄丈)によっては、理想的な訪問着の寸法に仕立て直すことが難しい場合があります。
    特に身長の高い方が着用していた振袖を小柄な方が着用する場合や、その逆の場合など、丈や裄が合わないことがあります。
    また、長期間保管されていた振袖の場合、シミやヤケ、生地の傷みなどが発生していることがあります。
    これらの状態によっては、お直しが困難であったり、追加の修復費用が発生したりする可能性も考慮しておく必要があります。

2. 振袖を訪問着にお直しする方法と工程

主な仕立て直しのポイント

  • 身袖丈の調整:長い袖を一尺三寸~一尺六寸(約49~60cm)程度に詰めます。柄が途切れないよう慎重に行う必要があります。
  • 身幅・身丈の調整:現在の体型に合わせて前幅・後幅・身丈などを調整。縫い代を活かして対応します。
  • 絵羽柄の調整:袖や身丈を詰める際、柄の繋がりが自然に見えるよう再配置を検討します。
  • 紋の有無と対応:必要に応じて一つ紋や三つ紋を入れ、フォーマル度を調整します。比翼の取り外しも可能です。
  • 裏地の交換:胴裏や八掛の劣化が見られる場合は交換し、見た目と着心地をよくします。

お直しの流れ

  • 相談・見積もり:呉服店などで振袖の状態や希望を伝え、費用・納期の目安を確認。
  • 採寸:実際の体型に合わせて寸法を測り、美しい着姿に仕上げます。
  • 解き・洗い張り:一度着物を反物の状態に戻し、汚れを落とす工程。必要に応じて行います。
  • 湯のし:洗い張りで縮んだ生地を整え、再仕立てしやすくします。
  • 柄合わせ(必要時):柄の位置を仮合わせし、自然な配置を決定。
  • 仕立て直し:職人が裁断・縫製を行い、訪問着として仕立て直します。
  • 紋入れ(必要時):家紋を入れて格式を整えます。
  • 最終検品・納品:寸法・縫製・汚れをチェックし、完成品を納品します。

3.振袖を訪問着にお直しする際の費用と期間の目安


振袖を訪問着に仕立て直す費用は、内容や店舗によって異なりますが一般的には数万円から20万円前後が目安です。

主な工程には、洗い張り(2万〜4万円)、仕立て直し(5万〜10万円)、裏地の交換(1万〜2.5万円)、紋入れ(1万〜3万円)などが含まれます。
振袖の状態により、シミ抜きや柄の修正などの追加加工費用がかかる場合もあります。

期間については、基本的な仕立て直しで1ヶ月半から3ヶ月程度が一般的で、繁忙期や追加加工がある場合はそれ以上かかることもあります。
依頼の際は事前に複数の店舗で見積もりと納期を確認し、スケジュールに余裕を持って準備することが大切です。

4.まとめ

振袖を訪問着へお直しすることは、大切な着物を長く愛用し多様なシーンで活用するための素晴らしい選択肢です。
思い出深い振袖を別の形に生まれ変わらせることで、経済的なメリットだけでなく着物への愛着を深めることにも繋がります。

お直しには専門的な知識と技術が必要となるため、信頼できる専門店に相談し、メリット・デメリット、費用、期間などを十分に確認することが重要です。
ご自身のニーズに合った最適な方法を選び、世界に一つだけの訪問着として新たな物語を紡いでください。

まるやま京彩グループでは、一生に一度の大切な晴れの日が素敵な思い出になるよう、振袖選びからヘアスタイル、コーディネートまで着物専門店のスタッフがトータルサポートいたします。
どんな振袖が似合うか、どんな髪色が似合うかなど、店舗スタッフにお気軽にご相談ください。
ご来店をお待ちしております。

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