はたちのつどいなど、特別な日に着る振袖。その華やかさをさらに引き立て、防寒対策としても活躍するのがショールです。特にファーショールは、振袖と相性が良く、多くの方に選ばれています。
しかし、種類や選び方が分からず、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
本記事では、振袖に合うショールの種類や選び方、お手入れ方法までを徹底解説します。フォックスやラビット、フェイクファーなど、素材ごとの特徴を詳しくご紹介。
また、振袖の色柄とのコーディネートのコツや、長く愛用するための適切なお手入れ・保管方法についても解説します。
この記事を読めば、自分にぴったりのショールが見つかり、振袖姿をより一層美しく演出できるようになるでしょう。
目次 [非表示]
1. 振袖に合うショールの種類
振袖に合わせるショールは、ファー素材が主流です。ファーショールには、リアルファーとフェイクファーの2種類があり、それぞれに特徴があります。
1.1 素材別の種類
リアルファー
動物の毛皮を使用したファーショールは、高級感があり、振袖の華やかさをさらに引き立てます。
- フォックスファー
○毛足が長く、ボリューム感がある
○保温性が高く、ゴージャスな印象
○シルバーフォックス・ブルーフォックスなど種類が豊富
- ラビットファー
○柔らかく、軽やかな着け心地
○毛足が短く、すっきりとした印象
○比較的リーズナブルで手に入れやすい
- ミンクファー
○毛質が滑らかで光沢がある
○上品で高級感のある印象
○振袖だけでなく、フォーマルな場面にも活躍
フェイクファー
リアルファーの質感を再現した人工素材のファーショール。動物愛護の観点からも人気が高まっています。
- メリット
○比較的リーズナブルな価格
○お手入れが簡単で自宅で洗えるものもある
○カラー展開が豊富で、個性を出しやすい
- デメリット
○ボリューム感や手触りがリアルファーに比べてやや劣る
2. ショールを選ぶポイント
ショールは、振袖姿をより華やかに、そして上品に演出する重要なアイテムです。選ぶ際は、以下のポイントを意識しましょう。
2.1 振袖とのコーディネート
色合わせのポイント
ショールの色によって、振袖の印象が大きく変わります。
- 定番カラー(白・ベージュ)
○どんな振袖にも合わせやすく、清楚で上品な印象
○白:華やかで可憐な印象
○ベージュ:柔らかく優しい雰囲気
- アクセントカラー(黒・グレー・ブラウン)
○シックで大人っぽい雰囲気を演出
○落ち着いた振袖やクールな印象にしたい方におすすめ
- 個性派カラー(ピンクなど)
○人とは違うコーディネートを楽しみたい方におすすめ
○振袖の差し色として使うとおしゃれ度アップ
ボリューム感のポイント
ショールのボリュームによって、全体のバランスが変わります。
- 華やかさをプラスしたい場合 → 毛足の長いフォックスファーやボリュームのあるフェイクファーがおすすめ
- すっきりした印象にしたい場合 → 毛足の短いラビットファーやコンパクトなデザインのショールが◎
素材のポイント
- 正絹の振袖 → 上質なフォックスやミンクファーが相性抜群
- 化繊の振袖 → フェイクファーやラビットファーで可愛らしさをプラス
3.ショールのお手入れ方法
ショールは長く美しく使うために、素材に合ったお手入れが大切です。
3.1 素材別のお手入れ方法
- リアルファー(フォックス・ラビット・ミンク)
○柔らかいブラシで毛並みを整える
○湿気に弱いため、濡れた場合は陰干し
○クリーニングは専門店に依頼するのがベスト
- フェイクファー
○毛並みに沿ってブラッシング
○手洗い可能な場合もあるが、洗濯表示を確認
○乾燥機やアイロンはNG
3.2 保管方法
- クリーニング後に保管
○汚れや汗を落としてから収納し、ビニール袋から取り出す
- 防虫対策
○防虫剤を使用(直接触れないように注意)
- 湿気対策
○除湿剤を活用し、直射日光を避ける
4. まとめ
ショールは、振袖姿を引き立てる大切なアイテムです。特にファーショールは振袖と相性が良く、白やベージュのものが定番。フォックスやラビットなどのリアルファーは高級感があり、フェイクファーは手軽でお手入れも簡単です。
また、振袖とのコーディネートを考える際は、色・ボリューム感・素材のバランスを意識しましょう。お手入れや保管方法にも気をつけることで、美しい状態を長く保つことができます。
はたちのつどいの装いをより華やかに! ぜひ自分にぴったりのショールを選んで、特別な日を素敵に演出してください。
まるやま京彩グループでは、振袖選びからコーディネートまで専門店のスタッフがトータルサポートいたします。お気軽にご相談ください。