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【カラー診断】青色の振袖が似合う人をパーソナルカラーから解説します。

「青色の振袖って、素敵だな。でも、着こなすのが難しそう。」
「青色の振袖って私に似合うのかな?」
そんなお悩みを持つ方は多いのではないでしょうか?

人生の晴れ舞台、はたちのつどい(成人式)には、自分が気に入った振袖で参列したいですね。
とはいえ、はたちのつどい(成人式)で、初めて着物を着る方にとって、振袖選びはわからないことが多いと思います。

このコラムでは、どんな人が青色の振袖が似合うのか、青色の振袖の着こなしもご紹介します。
憧れの青色の振袖を、どうやって選べばいいのかと迷う方の参考になればうれしいです。

1.パーソナルカラー診断とは

パーソナルカラー診断
はじめに、パーソナルカラー診断とは、自分に似合う色を専門家に判別してもらうことです。
自分のパーソナルカラーを身につけると、以下に挙げるような嬉しい効果が期待できます。

・顔色が明るくなり、弾んだ表情に見える。
・垢ぬけて、印象が良くなる。
・フェイスラインが引き締まったように見える。

カラー診断4つのタイプ

コスメ
カラー診断ではパーソナルカラータイプを、下記の4つのタイプに分けます。

【イエベ春】
イエベ春(スプリングタイプ)の方は、肌は明るく透明感があって黄みを帯び、血色がよく、頬はバラ色です。春のように暖かく明るい色がお似合いで、イエローベースの色(コーラルピンク、クリームイエローなど)が得意な色です。

【ブルべ夏】
ブルべ夏(サマータイプ)の方は、肌が明るくきめ細かくて、クマが出やすい傾向があります。
日焼けをすると赤くなり、すぐ落ち着きます。明るめの穏やかな中間色(ブルーグリーン、ダスクブルーなど)がお似合いです。

【イエベ秋】
イエベ秋(オータムタイプ)の方は、肌は黄みが強く、ほおには赤みがないです。
きれいに日焼けする方が多くいます。暖かみのある少しくすんだ色がよく似合います。
カーキやテラコッタといったアースカラーはイエベ秋の方の得意な色です。

【ブルべ冬】
ブルべ冬(ウインタータイプ)の方は、肌は色白もしくは色黒で、ほおに赤みがありません。
クールでかっこいい印象のあるブルべ冬の方には、青やグレイのような寒色で、はっきりとした色味(黒、ルビーレッド、インディゴなど)がお似合いです。

 

2.パーソナルカラー別に合う青色の振袖

ブルべの人は、青色の振袖が似合う

ブルーべースに似合う青色の振袖
青色の振袖が似合うのは、ブルーベースの特徴を持つブルべ夏・ブルべ冬の方です。ブルーベースの方は、寒色系の色がよく似合います。特に、紫がかった青はブルべの方の得意な色味です。

【ブルべ夏の方におすすめしたい青】

・ソフトブルー
・空色
・ラピスラズリ

明るめの紫がかった中間色の青で、ブルべ夏の方の穏やかな雰囲気にお似合いです。

【ブルべ冬の方におすすめしたい青】

・ロイヤルブルー
・シアン
・瑠璃色

紫がかった青の中でも、鮮やかでクリアな色味です。ブルべ冬の方のクールでかっこいい魅力を引き立ててくれるでしょう。

イエベの方に似合う青い振袖

イエローべースに似合う青色の振袖
イエローベースの特徴を持つイエベ春・イエベ秋の方は、緑がかった青色が似合います。

【イエベ春の方におすすめしたい青】

・アクアブルー
・セルリアンブルー
・露草色

緑がかった明るくクリアな青色は、爽やかなイメージのイエベ春の方にお試しいただきたい色です。

【イエベ秋の方におすすめしたい青】

・ターコイズブルー
・ナイルブルー
・青碧(せいへき)

緑がかった青の中でも深い色味は、イエベ秋の方の落ち着いた大人っぽい印象を引き立ててくれるでしょう。

3.青色の振袖が人気な理由

青色振袖人気の理由

青色の振袖はカラーバリエーションが多い

青色の振袖は、クールなイメージで、清潔感や気品を感じさせてくれます。
青は、空や海の色でもあり、世界一親しまれている色の一つではないでしょうか。
空や海が、天気や時間によって色を変えるように、青色にはたくさんのカラーバリエーションがあります。

【濃い青色】

大人っぽい印象の中に、華やかさを感じさせてくれる色です。
大人っぽいけど、華やかでかわいい振袖が着たい方におすすめします。

【水色】

水色は、かわいらしく爽やかで清潔感のある色です。
明るい水色は、色鮮やかでかわいらしい印象ですが、少しくすんだ水色は、かわいらしさの中に大人っぽさを感じさせてくれます。

【紺】

紺は、制服に多く採用されているように、着る人を選ばず、落ち着きがあり、フォーマルな印象を演出してくれます。
黒よりも少し明るく上品で、大人っぽく落ち着きのある振袖を探している方にはお試しいただきたい色です。

【青緑色】

青緑色は、青と緑の中間色となります。青の強い色から緑の強い色までと、色の幅が広いのが特徴で、お友達の振袖と色が完全に同じになることはないでしょう。青緑色は個性的な振袖が着たい方におすすめしたい色です。

ここまで、青色の振袖のカラーバリエーションを見てきました。
ひとくちに青といっても、こんなにたくさんの色味があると、どの青色が自分に似合うのか迷う方もいらっしゃるでしょう。
自分に似合う色が知りたいときは、カラー診断をおすすめします。

 

似合う青色の振袖が見つからないときは

自分に似合う青色の振袖が見つからないときには、顔の近くにパーソナルカラーを持ってきましょう。
パーソナルカラーを顔まわりに置くと、顔色が良くなり明るく見えます。
半襟や重ね襟にパーソナルカラーを使うのがおすすめです。
振袖の青色と顔の間に、肌なじみのいいパーソナルカラーを置くと、振袖の印象が変わり、似合いやすくなります。

また、振袖の地色を別の色にして、青い柄の振袖を選ぶ方法もあります。振袖は、地色に注目しがちですが、柄の印象も強く残るのです。
例えば、白地に青い柄が印象的な振袖を選ぶと、青色の振袖を着ている印象を持たせることができます。

 

4.青色の振袖の着こなし

青色振袖着こなし
あなたに似合う青色の振袖が見つかったら、次はどんな着こなしをしたらいいのか気になりますね。ここでは、青色の着物の着こなしについてご紹介します。

柄の選び方

あなたに似合う青色の振袖が、「少し地味な色かな」と思ったら、華やかな柄の振袖を選んではいかがでしょうか。

振袖の地全体に柄が描かれている振袖は、大胆で華やかなイメージを醸し出してくれます。明るい色味の柄の振袖も、あなたを華麗に引き立ててくれるでしょう。

反対に、派手なイメージの青色の振袖でしたら、柄の範囲が少ないシンプルな振袖や柄の色味が控えめな振袖を選ぶと、すっきりとした印象となります。

帯や小物にこだわる

青色の振袖は、帯の合わせ方によっても印象が変わります。

金や銀がベースの帯は、青色の振袖に合わせやすいです。金ベースの帯だと華やかに、銀ベースの帯ならば爽やかなイメージに仕上がります。
振袖の柄が洋風だったら、帯も洋風なイメージのものや無地に近いものと相性がいいです。古典柄の振袖でしたら、帯も和風の柄が似合います。

また、帯は実際に締めてみると柄の見え方が変わります。眺めているときとは印象が変わりますので、帯を締めたときに出る柄を確認すると安心です。

帯締めと帯揚げは、振袖や帯から色を拾ってアクセントにします。帯締めと帯揚げは別の色でも大丈夫です。

草履やバッグは、礼装用を選びます。金色か銀色を基調とし、かかと部分が高く、5~6センチほどあるのが特徴です。
草履とバッグはセットになっていることが多く、セットで使用すると着こなしに統一感が出ます。コーディネイトの調和が取りやすいため、着物に慣れていない方にもおすすめです。

髪飾りなどの小物類は、帯締めと同系色を選ぶと、全体的にまとまり感が出ます。

 

青色の振袖に似合うヘアスタイル

ヘアスタイル
鮮やかな水色やかわいらしい印象のある青緑色の振袖でしたら、現代風にウェーブヘアをアップにしてみてはいかがでしょうか。髪色がブラウンベージュのような優しい色味でしたら、黒髪よりも柔らかく、しなやかな雰囲気となります。

紺色や落ち着いた青色の振袖には、黒髪が似合います。前髪を下したアップスタイルですっきりまとめると、上品な大人の落ち着きのある仕上がりです。髪飾りは、帯や小物の色と合わせるとバランスよくまとまります。

個性的な青色の振袖でしたら、ダウンスタイルに挑戦してみてはいかがでしょうか。髪色を明るいブラウン系やウェーブヘアにすると、個性的でかわいらしいヘアスタイルになるでしょう。また、ベレー帽をかぶるとカジュアルな印象になります。

編み込みスタイルも青色の振袖によく似合います。フロントを編み込み、バックにふんわり感を出すと、大人っぽい中にも優しい印象を醸し出してくれるでしょう。

振袖の着こなしは、バランスが大事です。全体を見て、たし算ひき算をし、自分だけのスタイリングを見つけてみてはいかがでしょうか。

 

5.まとめ

青色の振袖の似合う人や着こなしについて見てきましたが、いかがでしたでしょうか。

・青色の振袖は、ブルーベースの方が似合う
・イエローベースの方には、緑がかった青色の振袖がおすすめ

はたちのつどい(成人式)では、赤やピンクの振袖が多い中、青色の振袖は大人っぽい印象の中にも、かわいらしさや清潔感もあり、人目を惹くことは間違いありません。

一生に一度のはたちのつどい(成人式)です。
あなたの魅力を引き出してくれる「運命の振袖」にめぐり合えますように。

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