一生に一度の振袖姿。はたちのつどい(成人式)に向けて、最高の自分を写真に残す「前撮り」は、誰にとっても特別な体験です。
「もっとこうしておけばよかった…」と後悔しないために、前撮りで大切なポイントを押さえておきましょう。
この記事では、時期の選び方からスタジオ選び、当日の持ち物やヘアメイクの準備、写真セレクトやアルバム作成まで、必要な情報をギュッとまとめました。
目次 [非表示]
1. 前撮りのベストな時期は?
おすすめは春(3〜5月)と秋(9〜11月)
気候が穏やかで、桜や紅葉などのロケーション撮影にもぴったりです。
撮影予約は、はたちのつどいの1年前から始まることが多く、人気の時期やスタジオは早めに埋まってしまいます。遅くとも半年前までの予約が安心です。
夏は学生にとってはスケジュールが組みやすい反面、暑さや日焼け対策が必要。冬は空気が澄んでいて写真が綺麗に写りますが、寒さ対策が欠かせません。
自分のスケジュールや希望のイメージに合わせて、最適なタイミングを選びましょう。
2. スタジオ選びは「雰囲気」と「プラン内容」で決まる
写真の印象を大きく左右するのが、スタジオの雰囲気です。自然光が入るスタジオ、和風庭園付き、シンプルモダンなど、雰囲気の違いを見比べて、自分に合ったスタジオを選びましょう。
事前にチェックしたいポイント
- 料金プランに含まれる内容(撮影・衣装・ヘアメイク・データなど)
- 背景や小道具の種類が豊富か
- スタッフの対応や雰囲気
- 口コミやSNSでの評判
可能であれば、事前に見学に行って確認するのがおすすめです。
3.当日の持ち物チェックリスト
前日までに持ち物をしっかり準備しておくと、当日は安心して撮影に臨めます。
【必須アイテム】
- 振袖一式(帯・長襦袢・帯締め・伊達襟など)
- 和装小物(草履・足袋・帯板・腰紐など)
- 補正用具(タオル・ガーゼ・脱脂綿)
- 髪飾り・和装ブラ・着物スリップ
- メイク直しグッズ・ハンカチ・飲み物
【あると便利】
- モバイルバッテリー
- ティッシュ
- 常備薬
- 軽食
レンタルスタジオを利用する場合は、含まれているアイテムを事前に確認しましょう。
4. ヘアメイクと撮影イメージの準備
ヘアスタイルやメイクは、写真の雰囲気を左右する重要なポイントです。
なりたいイメージ(古典、モダン、かわいい、大人っぽいなど)を明確にしておくと、美容スタッフとの打ち合わせがスムーズです。雑誌の切り抜きやSNSの画像などを見せるのも効果的です。
希望があれば事前リハーサルができるスタジオもあります。肌の悩みや苦手なスタイルがあれば、事前に相談しておきましょう。
撮影中は、背筋を伸ばして少し顎を引くと美しく見えます。自然な笑顔を出すには、カメラマンとの会話を楽しむのがコツです。
5. 当日の流れを確認しておこう
当日の一般的なスケジュールは次の通りです。
- 1.スタジオ到着・受付
- 2.着付け(約1時間)
- 3.ヘアメイク
- 4.撮影(カメラマンの指示に合わせてポージング)
- 5.写真セレクト(その場で行う場合も)
- 6.着替え・終了
当日は体調管理をしっかりして、軽めの食事で臨みましょう。持ち物の再確認や、時間に余裕を持って出発することも忘れずに。
6. 写真セレクトとアルバム作成のコツ
撮影が終わった後、スタジオによってはその場で写真を選ぶ「セレクトタイム」があります。慌てず、落ち着いて写真を選ぶために、事前にどんなアルバムを作りたいかイメージを持っておくとスムーズです。
気に入った写真はアップで、大人数ショットや雰囲気を伝えたいものは引きで使うなど、バランスよく選ぶのがポイントです。
また、似たような構図の写真ばかり選ばないようにすると、アルバム全体にメリハリが生まれます。
アルバムのタイプも、和風デザイン、モダンデザイン、フォトブック型などさまざま。
ページ数や写真の枚数によって料金が変わるので、予算や仕上がりイメージに合わせて選びましょう。スタジオスタッフに相談すると、見本を見せてくれることもあります。
時間が経っても「見返したくなるアルバム」になるように、自分らしい一冊を作ってみてください。
7. まとめ
振袖前撮りを成功させるには、時期選び、スタジオ選び、持ち物準備、ヘアメイクの打ち合わせ、そして撮影後のセレクト・アルバム作成まで、一つひとつの準備が大切です。
事前にしっかりと情報を集めておけば、当日も安心して臨めます。
この記事を参考に、あなただけの素敵な一枚と、思い出をぎゅっと詰め込んだアルバムを残してくださいね。
まるやま・京彩グループでは、振袖選びはもちろん、帯結びのアドバイスやコーディネートの相談も承っています。
はじめての方も安心してご相談くださいね。