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だんだん寒くなってきましたね。寒くなってくると、指先や足などが冷たく凍えてしまう冷え性で悩んでいる方も多いと思います。手袋をしていても、指先まではなかなか温まらなかったり、寝る時に靴下を重ね履きしないと足先が冷たくて眠れなかったり、冬の間はつらいですよね。
そんな冷え性を改善するのに効果があるのが半身浴です。今回は冷え性や美容にも効果がある半身浴のやり方についてご紹介します。
１．半身浴と全身浴の違いって？
全身浴は、首までしっかり湯船に沈み、頭だけがお湯から出ている入り方で、半身浴は、浴槽に座ってみぞおちのあたりまでお湯につかる入浴方法です。一般的に全身浴はお湯の温度が40度～42度、半身浴は38度～40度と、半身浴の方がぬるめのお湯にゆっくり浸かります。
全身浴は、身体全体でお湯の温かさや水圧に浮力の効果を感じることができるので入浴の気持ちよさを全身で実感できます。ただし、血液の循環が急激によくなると心臓に負担がかかってしまうので注意が必要です。
半身浴は、全身浴よりも心臓への負担が少ないので、長い時間お湯に浸かることができ、体の芯から温まることができます。また、下半身を中心に圧がかかることで、足に溜まっている不要な水分や血液を効率よく心臓に戻すことができ、足のむくみの解消に効果があります。
出典 http://rakukon.com/howto/beauty-hipbath/
２．半身浴の正しいやり方
①お湯の温度は38～40度。お湯の量は湯船に座った時にみぞおちまで浸かる程度の量を湯船に張る。
②半身浴中はお湯から出ている部分だけでなく、全身に汗をかくので、多量の汗をかきます。そのため、半身浴中に水分補給をすることが必須です。ペットボトルにいれた常温の水を浴室に準備しておきましょう。
③浴室に入って、全身に軽くかけ湯をしてから、浴槽に入りましょう。だいたい20分～30分浸かるのが目安になります。半身浴中に少しずつ水分補給を行いましょう。冬場など、お湯に浸かっていない部分が寒い場合には、乾いたタオルを肩や首にかけると冷え対策になります。お湯が冷めてきたと感じたら、追い炊きや足し湯で適温を保つようにします。
出典 http://hadalove.jp/half-body-bathing-effect-13809
３．半身浴中の過ごし方
湯船で長時間じっとしているのが苦痛という方は、浴室で音楽を聴いたり、本を読んだりして気を紛らわすのがおすすめです。
防水のスピーカーやラジオなども格安で販売されているので購入してみてはいかがでしょうか。本は、湿気を吸うと紙がたわんでしまうので、雑誌やフリーペーパーなど、傷んでもおしくないものを持ち込むのがいいでしょう。
スマホを持ち込む時は、防水仕様なら問題ありませんが、防水仕様でないときには、ジップロックの袋に入れて、しっかり密閉すると、簡易防水ケースとして利用できます。ジップロックの上からでも操作ができるので、浴室でも安心してスマホを操作することができます。
また、半身浴中は、湯気で蒸されている状態なので、ヘアトリートメントを付けた状態でタオルを巻いておけば、通常よりも浸透しやすくなります。顔にパックを付けて入浴するのも乾燥対策におすすめです。
４．半身浴が終わったら
自分で思っている以上に水分が失われています。入浴後二時間程度の間は、意識的に水分を摂取するように心がけましょう。
入浴で体の芯まで温まっています。暑いからといって、エアコンなどで急激に冷やすのはよくありません。汗をかいて自然に体の熱が冷めるのを待ちましょう。体がしっかり温まっているので、簡単なストレッチをすると、さらに代謝があがりダイエット効果も得られます。
皮膚も水分を吸ってふやけている状態なので、角質ケアなどにも最適です。この時にかかとや爪のお手入れをすれば、いつも以上に効果を上げることができます。
出典 http://www.yongyue-packing.com/furoagari.html
冷え性や美容にきく、半身浴のやり方についてご紹介しました。これからの寒い季節、お湯に浸かってのんびりすると疲れが吹き飛ぶ気がしますよね。いつもの入浴に少し工夫するだけで、冷えや美容に効果的な入浴になるので、早速取り入れてみてはいかがでしょうか。
